2002年6月23日
沖縄慰霊の日
6月23日は沖縄慰霊の日。この日を沖縄で過ごすといろいろなものが見えてくる。
八重山では地上戦はなかった。しかし数多くの悲劇が起こっている。当然ながら学校の教科書には載っていない。知っている人も少ないだろう。このまま忘れられてしまっていいんだろうか。
1.山原 根っ子
根の下、30m付近の砂地にガーデンイールを見に行く。 砂地に着底し、静かに匍匐前進・・・。エアの音で引っ込むが、またすぐ出てくる。距離的には結構寄れるが・・・、まぁ、60mmでは無理なわけさー。結局白いイトミミズが写った。
ミズタマサンゴの上に乗るアカメハゼ。ゴミではないよ。60mmの限界か。
どこのポイントでも探してしまうクマノミ。非常に表情が豊か。
ガイドさんはよくこんなの見つけるなと感心してしまう。
マクロの視点で見るとサンゴの美しさがさらに見えてくる。
2.石崎マンタスクランブル
今日も朝から船が多い。
エントリーすると、すでにホバリングしていた。1ひきのマンタにダイバーは何人いるんだろう。
と、背後からマンタ接近。海講座チームの上を通り過ぎて、どっか行っちゃった。
ホバリングしていたマンタもいなくなったり、また現れたりとどうやらご機嫌ななめのご様子。
ダイバーが多すぎてゆっくりとホバリングできないのだろう。
船の下まで戻ってきて、フィルムも余裕があるのでハマクマノミを撮る。初めて石垣に来た頃からここのハマクマノミは見ている。個体は変わっているのだろうけれどいつもの顔に会えるのはうれしいものだ。
5m程まで浮上し、アンカーロープにつかまりながら安全停止をしていた。と、その下をマンタが通った。
"急速潜行、深度15m"
どこからか声がしたような気がした。が、聞くまでもなく無意識に手はロープから離れ、ストロボのスイッチと絞りのつまみに。
自分でも驚くほど素早く、冷静な行動だった。掟破りの上からのショット、しかしながら真上からはとれず。
う〜ん、残念。
ホバリングの時はマンタの上に出るのはいけません。砂川恵勝はやっているが。
2.石崎マンタスクランブル
先程のマンタの状態からすると人が減るとホバリングに入るはず。 そう考えた私は頑固に石崎行きを主張した。
この読みは正解で、潜行途中に目の前にマンタが現れた。ついていくと近くの根でホバリングに入る。
このマンタがいなくなったのでいつもの根に移動。しばらくすると別のマンタがやってきてホバリングを開始した。ダイバーが少ないのでマンタも気持ちよさそうだ。 バッカス石垣、ダテに石崎を70本も潜っていません。経験がモノをいった一本。