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2001年6月24日

夏がやって来た

朝から非常に良い天気で青空が広がっている。まさに夏。台風からの風が気持ちいいぐらいに吹いている。昨年は一度もマンタスクランブルらしい編隊飛行が見れなかったのでそろそろ見たいものだ。

1.米原深干 南

卵を抱いているニセアカホシカクレエビ 天気の良い日の米原は最高。エントリー後、20m付近のサンゴ群生の上を移動。ここは白化も台風のダメージも少なく、見事なエダサンゴが続いている。
カクレエビが多く住むイソギンチャクに到着。動きの少ない被写体は撮りやすい。できるだけ表情を出したいもの。

ムチヤギの定番 ガラスハゼ そして、カクレクマノミをAFで狙う。動きは速いが方向を変えるポイントに合わせて、パシッ。やっぱり撮りにくい。

ハマクマノミって性格悪そう


2.石崎マンタスクランブル

昨日と同じ頭ビレのないマンタ エントリー後、いつもの根に移動。すでに2匹のマンタがそれぞれの根の上でホバリングしていた。マンタの数に比例してダイバーも増えるのはしょうがないところ。 しかしどちらを向いてもマンタというのは最高だね。そのうちの1匹は胸にV字型の模様のある私の恋人。
「でもちょっと距離があるな。よし、近いほうの昨日と一緒のマンタを撮ろう。」

しばらくしてもう1匹現れて3機編隊を見せてくれる大サービス。でも、ちょっと距離がある。他のダイバーを押しのけて突進するのは気が引ける。私は砂川恵勝のようなまねはできない。
と、そこへ園田師匠からの合図。その先を見るとかすかにマンタの影が見える。よし、スクランブル体制だ、日頃鍛えている心肺能力と脚力を生かすのは今。

おなかの白いマンタ ようやく、石崎らしくなってきた。すばやく撮影位置につくと息を整える暇もなくマンタがやってきた。おっ、これはうわさに聞く、おなかに模様のないマンタだ。まぶしいくらいに白い。性別はメスかな。
このマンタはとても近づいてきてくれる。よっしゃー、撮ったるでぇ。 久々に満足のいくマンタスクランブルだ。

マンタのお見送り というところでゲージを見るともう残り少ない。ちょっと動きすぎたかな。残念だけど浮上しよう。船のほうに向かうとさっきのマンタがついてくる。どうやら見送りしてくれるらしい。少しして、根のほうに戻っていった。

アンカーロープに沿って浮上開始。10m付近まで来たとき、ふと横を見るとさっきのマンタがまっすぐこちらにやってきた。
「おっ、わざわざ見送りに来てくれたか。またな。」
マンタはまっすぐこちらに向かってくる、その距離3mぐらい。 いや、このまま来たら上からの写真が撮れるかも・・・、と思った瞬間、方向転換して戻っていった。