大和川から初瀬川へ

大和川の菜の花と沈下橋
概要
奈良盆地を流れるほとんどの川が集まる大和川。古くから灌漑や水運に利用されてきました。上流の初瀬川や竜田川、飛鳥川は万葉集にも詠まれています。
歴史ある大和川に沿って桜井付近までさかのぼるコースです。
お勧めの季節
通年
・富雄川との合流点
大和川
この少し下流で竜田川と合流し、奈良盆地のほとんどの川の集約が完成する。
・曽我川との合流点
大和川
この合流点の南西側(写真右上方)に水の神様を祀る廣瀬大社がある。
・佐保川との合流点
大和川
佐保川と合流して大和川となり、これより上流は初瀬川と呼ばれる。
・布留川北流との合流点
大和川
布留川は天理東部の山中が源流で石上神宮のすぐ側を流れる。途中で二つに分割され、最終的には両川とも初瀬川(大和川)に合流する。
・布留川との合流点
大和川
・池坐朝霧黄幡比賣神社
池坐朝霧黄幡比賣神社
池坐朝霧黄幡比賣神社
奈良時代には既に建てられていたと伝わる神社で地名に残っている法貴寺の鎮守として創建された。
・千万院
千万院
池坐朝霧黄幡比賣神社の側にある千万院は聖徳太子によって創建された法貴寺の唯一残っている建物とされる。
・地蔵神社
地蔵神社
お地蔵様が祀られている神社って・・・
・村屋坐弥冨都比売神社
村屋坐弥冨都比売神社
村屋坐弥冨都比売神社
大和古道の一つ、中ツ道に建てられた神社で壬申の乱の頃には既に建立されていたと伝わる古い神社。
・市杵島神社
市杵島神社
市杵島神社
・欽明天皇磯城島金刺宮跡
欽明天皇磯城島金刺宮跡
第29代の欽明天皇の都が置かれたとされる磯城島金刺宮(しきしまのかなさしのみや)跡地。
・式島橋から上流を望む

河川水質ワーストランキング常連の大和川だけど、このあたりではカルガモが遊び、カワセミが飛来する。
・仏教伝来の地の碑
仏教伝来の地の碑
山の辺の道と大和川が交わる所にあるこの地に港があり、6世紀中頃に百済より仏教が伝えられたとされる。
・古い道標
古い道標
側面に天保の刻印がある古い道標。
・大神神社
大神神社
・今西酒造神社参道店
今西酒造神社参道店
日本酒アイスクリームで暫し休憩。
・奈良豊澤酒造。

JR帯解駅近くにある明治元年創業の酒造所。
主要銘柄は”豊祝”。
近鉄奈良駅、大和西大寺駅、難波駅に直営飲食店あり。
緩やかな流れの川沿いなので、ほぼ平地ですが季節によっては強い風が吹きます。
JR桜井線と交差する地点にはトンネルの歩道があります。