吉野川沿いの酒蔵と金峯山寺

概要
明日香村から芋ヶ峠を越え、吉野の酒造所と金峯山寺をまわります。
峠越えと金峯山寺までのハードな登りがあるヒルクライムコースです。
お勧めの季節
冬以外
桜の季節と紅葉の季節は金峯山寺周辺は特に人が多く、自動車も多いので休日は避けた方が良いかと。
・稲渕の棚田

奈良で唯一”日本の棚田百選”に認定されている神奈備の郷(稲渕)の棚田
・稲渕の男縄

明日香村に古くから伝わる神事。子孫繁栄、五穀豊穣を祈願し、栢森の女縄と共に毎年旧正月11日に飛鳥川に渡される。
・飛鳥川上坐宇須多伎比売命神社

“あすかのかわかみにますうすたきひめのみことじんじゃ”という長い名前の神社。御祭神は道路の下を流れる飛鳥川に宿る女神、宇須多伎比売命(うずたきひめのみこと)。皇極天皇(在位642-645年)が雨乞いをした南淵の地と言われ、古くから雨乞いが行われていた。
・栢森の女縄

・芋ヶ峠への道

ここから登りが急になります。
・鹿威し

誰が作ったのかは不明。お水は湧水で飲んでいる人もいるようです。私は飲んだことありません。
・芋ヶ峠

芋ヶ峠は歴史が古く、最初の吉野へ向かうルートで飛鳥時代に都のあった飛鳥と離宮のあった吉野とを最短で結ぶ道として開かれ天武天皇、持統天皇などの天皇の吉野行幸では、この峠道が使われたと言われている。 まぁ天皇陛下は自力では山道を登らんやろうなぁ。
・旅籠角屋

江戸時代の旅籠。現在は営業していない。
・北岡本店

明治元年創業の吉野を代表する酒造所。
主要銘柄は”八咫烏”。
・北村酒造

吉野山の修験者や木こりたちが”吉野の霊酒”として珍重していたと言われている1788年創業の古い酒造所。
主要銘柄は”猩々(しょうじょう)”
・近鉄吉野線鉄橋

1928年に架けられた鉄道橋。
・吉野神宮

後醍醐天皇を祀る神社。
・昭憲皇太后御野立跡

昭憲皇太后(明治天皇の皇后)がこの場所から下千本の桜を眺められた場所。お勧めの桜スポットとなっている。紅葉の季節も眺めが良さそう。
・金峯山寺

修験道の総本山で7世紀後半の創建と伝えられる。
・吉野川

・美吉野醸造

明治45年創業で地元の材料と大峰山系の伏流水を使用する酒造所。 主要銘柄は”花巴”
・藤村酒造

江戸末期創業の歴史ある酒造所。日本名水百選にも選ばれている大峰山の天然水を使用している。 主要銘柄は”老松”
・岡本本家

近鉄下市口駅前の商店街にある酒造所。 主要銘柄は”山桂”
・吉野川

全国的には紀ノ川として知られているけど奈良県では吉野川。
芋ヶ峠ルートの山道は自然災害等で通行止めになっていることがあります。また舗装はされていますが滑りやすいので走行には十分注意してください。
金峯山寺の参道は狭く坂道なので人が多い時は乗らずに押しましょう。